正答1
解説
正解は1です。
薬剤による催奇形性は、胎児の器官がつくられる時期に最も問題になります。
妊娠4週から7週までは主要な器官が形成される「絶対過敏期」で、催奇形性に最も注意が必要です。
【選択肢別解説】
1:○ 妊娠12週未満は、器官形成期(とくに妊娠4〜7週の絶対過敏期)を含むため、薬剤による形態異常が最も起こりやすい時期です。
2:× 妊娠12〜16週未満は、主要な器官の形成がほぼ終わっており、大きな形態異常は起こりにくくなります。
3:× 妊娠16〜20週未満は、催奇形性よりも胎児の機能や発育への影響(胎児毒性)が問題になる時期です。
4:× 妊娠20〜24週未満も胎児毒性が問題になる時期で、催奇形性が最も高い時期ではありません。
【ポイント】
妊娠3週末までは「全か無か」の時期で、影響を受ければ流産し、影響がなければ後遺症なく発育するとされます。
妊娠中期以降は、非ステロイド性抗炎症薬による胎児の動脈管収縮など、胎児毒性に注意します。