第108回 助産師国家試験 午後問105
A さん(38 歳、初産婦)は、妊娠 41 週 0 日、身長 152 cm、体重 80 kg(非妊時体重 72 kg)である。
午前 4 時に陣痛発来し、午前 7 時に入院した。
現在は入院から 1 時間が経過し、陣痛間欠 8 分、陣痛発作 30 秒、胎児心拍数陣痛図は reassuring fetal status である。
体温 36.6 ℃、脈拍 78/分、血圧 134/80 mmHg。
尿蛋白(−)、尿糖(−)、Seitz〈ザイツ〉法(±)。
妊娠 40 週 3 日の妊婦健康診査で推定胎児体重 3,500 g、BPD 9.7 cm、AFI 12.0 cm であった。
このときの助産診断で適切なのはどれか。
2 つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3、5。
「遷延分娩のリスクが高い。 / 胎児の健康状態は良好である。」が正しい。
年齢、症状、生活背景、検査値、妊娠週数や発達段階を手がかりに、現在のリスクと本人の意思を踏まえて判断する。
1の「過期産である。」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
2の「巨大児と推定される。」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
3は、対象者の安全、症状の緊急性、生活背景、支援関係の形成を踏まえる必要がある。
この場面で求められる評価・支援の目的と一致する。
4の「妊娠高血圧症候群である。」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
5は、対象者の安全、症状の緊急性、生活背景、支援関係の形成を踏まえる必要がある。
この場面で求められる評価・支援の目的と一致する。
選択肢がいずれも支援に見える場合は、現在の危険、本人の意思、継続支援へのつながりを基準に絞る。まとめて解く
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