正答2
解説
正解は2です。
妊娠糖尿病の妊娠中の管理を問う問題です。
母体の高血糖は、巨大児や新生児低血糖、妊娠高血圧症候群の原因となるため、厳格な血糖管理が必要です。
【選択肢別解説】
1:× 妊娠糖尿病の食事療法では、1日の食事を4〜6回に分ける分割食を指導します。
食後の高血糖と空腹時のケトーシスを防ぐためで、2分食ではありません。
2:○ 食事療法で目標の血糖値に達しない場合は、インスリン療法を行います。
インスリンは胎盤を通過せず、胎児への影響がないためです。
3:× 経口血糖降下薬は胎盤を通過する可能性があり、胎児への安全性が確立していません。
日本では妊娠中の使用は原則として勧められていません。
4:× 妊娠中の血糖の目標は、食前(空腹時)がおおむね95〜100mg/dL未満、食後2時間が120mg/dL未満です。
食前120mg/dL以下では目標として高すぎます。
【ポイント】
妊娠糖尿病の管理は、食事療法、血糖自己測定、必要時のインスリン療法が基本です。
妊娠糖尿病の女性は将来2型糖尿病になりやすいため、産後も定期的な検査を勧めます。