正答3
解説
正解は3です。
男性不妊の原因となりうる既往を問う問題です。
男性不妊は、造精機能障害、精路通過障害、性機能障害などに分けて考えます。
【選択肢別解説】
1:× 腎結石は尿路の疾患で、精子の産生や精路には影響しません。
男性不妊のリスク因子とはされていません。
2:× 低身長そのものは造精機能や精路とは関係しません。
不妊のリスク因子ではありません。
3:○ 鼠径ヘルニアの修復術では、近くを走る精管を損傷・圧迫することがあります。
両側で起こると精路が閉塞し、閉塞性無精子症の原因になります。
4:× 単純ヘルペスウイルス感染は性器ヘルペスを起こしますが、精巣や精路の障害は起こしにくいです。
精巣炎から造精機能障害を起こすウイルスとして重要なのはムンプスウイルスです。
【ポイント】
男性不妊の原因で最も多いのは造精機能障害で、その代表が精索静脈瘤です。
精路通過障害の原因として、鼠径ヘルニア術後や精巣上体炎後の精管閉塞を押さえます。