正答2
解説
正解は2です。
卵胞の発育と原始卵胞数の変化を問う問題です。
原始卵胞は胎生期に最も多く、その後は新たに作られることなく減り続けます。
【選択肢別解説】
1:× 排卵直前の成熟卵胞の直径は約20mmです。
3〜5mmは発育を始めた初期の胞状卵胞の大きさです。
2:○ 原始卵胞は出生時に約200万個ありますが、その後は閉鎖によって減少します。
初経のころには数十万個まで減っているため、出生時より少ないのは正しい記述です。
3:× グラーフ卵胞とは、排卵直前まで成熟した卵胞のことです。
排卵されなかった卵胞は閉鎖卵胞となって退縮します。
4:× 排卵に至る卵胞が1つに絞られるのは、卵胞期後半にFSH(卵胞刺激ホルモン)が低下するためです。
FSH受容体の多い主席卵胞だけが発育を続け、ほかは閉鎖します。
プロゲステロンは排卵後の黄体から分泌されるホルモンで、卵胞選択の主役ではありません。
【ポイント】
原始卵胞数は胎生20週ころ約700万個、出生時約200万個、思春期数十万個、閉経期にはほぼ枯渇します。
排卵はLH(黄体形成ホルモン)サージが引き金になることも合わせて押さえます。