正答1
解説
正解は1です。
助産業務ガイドライン2019では、妊婦を「助産師が管理できる対象者」「連携する産婦人科医師と相談の上、協働管理すべき対象者」「産婦人科医師が管理すべき対象者」に分けています。
協働管理にあたるものを選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 妊娠高血圧症候群の既往があり今回は発症していない者は、協働管理すべき対象者です。
再発の可能性があるため、医師と相談しながら血圧などを慎重に管理します。
2:× 妊娠32週の早産の既往がある者は、産婦人科医師が管理すべき対象者です。
今回の経過が順調でも、再び早産となるリスクが高いためです。
3:× 糖尿病を合併している者は、産婦人科医師が管理すべき対象者です。
胎児の推定体重が正常でも、母体の血糖管理や胎児への影響の評価に医師の管理が必要です。
4:× 子宮頸部円錐切除術を受けた者は、産婦人科医師が管理すべき対象者です。
頸管が短くなり、頸管無力症や早産のリスクが高まるためです。
【ポイント】
助産所で扱えるのは正常に経過する妊産婦であり、リスク因子がある場合は医師との連携や管理の移行が必要です。
協働管理の対象者は、医師との連携を記録に残しながら経過を判断します。