第106回 助産師国家試験 午後問105
A 病院の産科病棟は 5 階に位置している。
平均分娩数は 40 件/月で、母児同室としている。
発災 3 日、B さん(28 歳、初産、産後 40 日)から産科へ相談があった。
児は出生体重 3,200 g で、発災前日の体重は 4,500 g、授乳回数は 1 日に 10 回で母乳のみであった。
昨日は排便 5 回/日、排尿回数は不明だが、量は減っていない。
発災後の授乳回数は変わらず、 1 回 20 mL の人工乳を夕方と夜に補足している。
自宅には被害がなく、 ライフラインは復旧している。
B さんは「地震後、 母乳が出にくくなった気がして心配です。授乳以外にも余震のたびに目が覚めてしまいます。大丈夫でしょうか」と話した。
助産師の B さんへの説明で適切なのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
「「今までどおり吸わせていけば母乳で充分ですよ」」が正しい。
助産領域では、妊娠、分娩、産褥、新生児の時間経過を押さえ、正常経過と異常徴候を区別して判断する。
母児の安全と意思決定支援を両立させる。
1の「「ミルクを湯ざましに変更しましょう」」は、設問で問う病態、作用、制度、又は支援場面とは対応しない。
2の「「医師に睡眠導入薬について相談してみましょう」」は、設問で問う病態、作用、制度、又は支援場面とは対応しない。
3は、設問で問われた適切なものの条件に合う。
4の「「安全な福祉避難所への移動を検討してみましょう」」は、設問で問う病態、作用、制度、又は支援場面とは対応しない。
助産師問題は、時間経過と母児の安全を軸に判断する。まとめて解く
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