正答5
解説
正解は5です。
図は女性の外陰部を下方から見たもので、恥丘・大陰唇・小陰唇・腟前庭・会陰の位置関係を問うています。
【図の読み取り】
Aは最上部の恥骨の前面にあるふくらみです。
Bは左右を縦に走るひだの外側の部分、Cはその内側の薄いひだです。
Dは左右の小陰唇に囲まれ、尿道口と腟口が開口する領域です。
Eは腟口の下端から肛門(図の下方の小さな印)までの間の部分です。
【選択肢別解説】
1:× Aは恥丘です。
恥骨結合の前面にある皮下脂肪の多いふくらみで、思春期以降は陰毛が生えます。
2:× Bは大陰唇です。
外陰部の左右にある皮膚のひだで、男性の陰嚢に相当します。
3:× Cは小陰唇です。
大陰唇の内側にある薄いひだで、前方で陰核包皮を形成します。
4:× Dは腟前庭です。
左右の小陰唇に囲まれた部分で、外尿道口と腟口が開口しています。
5:○ Eは会陰です。
産科でいう会陰は、腟口の後端(後陰唇交連)から肛門までの部分を指し、分娩時に裂傷が起こりやすい部位です。
【ポイント】
会陰は分娩時に大きく伸展し、会陰裂傷や会陰切開の対象となる部位です。
外陰の構造は前方から「恥丘・陰核・外尿道口・腟口・会陰・肛門」の順に並びます。