第100回 助産師国家試験 午後問106
29歳の1回経産婦。
妊娠41週0日、予定日超過で入院した。
これまでの妊娠経過は母児ともに順調であった。
既往歴:前回は妊娠38週で体重3,280 gの児を正常分娩した。
身体所見:身長160 cm、体重65 kg。
体温36.5℃、脈拍72/分、整、血圧110/78 mmHg。
子宮口4 cm開大、展退度80%以上、Station −1、子宮頸管の硬度は軟、子宮口の位置は前方、未破水。
胎児推定体重は3,030 gで形態異常はない。
胎位は頭位、胎児心拍数は130 bpm。
陣痛発来はしていない。
検査所見:尿蛋白(−)、尿糖(−)。
オキシトシン点滴静脈内注射による分娩誘発を開始することとなった。
分娩誘発時の管理で適切なのはどれか。
正答5
解説
正解は5。
オキシトシン点滴静脈内注射による分娩誘発は産科ガイドラインで投与量・速度が明確に定められており、開始は1〜2ミリ単位/分から(または1〜6ミリ単位/分の低用量法)で開始し、20〜30分ごとに増量、最大投与量は20ミリ単位/分以内とする。
1は誤りで、頸管熟化が悪い場合(Bishop score低値)は事前に頸管熟化(プロスタンディン〈・ラミナリア〉等)を考慮するが、絶対前提ではない(オキシトシン単独でも可)。
2は誤りで、必要なら数日連続投与可能(休薬期間設定はないが、過強陣痛・胎児機能不全に注意)。
3は誤りで、輸液ポンプによる正確な滴下管理が必須で手動は不可。
4は誤りで、絶飲食ではなく経口補水程度は許可されることが多い。
オキシトシンの用法用量は試験頻出。まとめて解く
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