第100回 助産師国家試験 午後問105
Aさん(25歳、初妊婦)。
夫と義父母の4人暮らし。
市販の妊娠検査薬で陽性反応が出たため2週前に産科外来を受診したが、胎児心拍は確認できなかった。
本日、再度受診し胎児心拍が確認され、妊娠7週であると判明した。
最終月経は3月10日から5日間あった。
妊娠 28 週の妊婦健康診査時、A さんは「実家の近くの病院で分娩をする予定です。
自宅から実家まで高速道路を使って3時間くらいかかります。
夫の運転する車で里帰りするときに注意することがありますか」と助産師へ質問した。
助産師の説明で適切なのはどれか。
正答5
解説
正解は5。
妊婦のシートベルト装着方法は、3点式(肩・腰)で、腰のシートベルトは妊娠子宮を避け恥骨上(腹部下方、子宮の下)を通し、肩のベルトは乳房の間を通し妊娠子宮を圧迫しないように装着するのが正しい(道路交通法施行令と日本産科婦人科学会の指針)。
1の車内水分摂取制限は脱水・血栓症リスクで誤り、こまめな水分摂取が推奨。
2の妊娠37週以降の移動は予定日近くで産気づきリスクから推奨されず、25〜28週頃の安定期に移動が望ましい。
3のドライブインで出歩かないは血栓予防の観点から逆で、定期的な歩行・ストレッチが必要。
4の後部座席でもシートベルト着用は義務(全座席)。
妊婦の安全な移動・旅行指導は周産期保健の実務知識。まとめて解く
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