障害に備えるために,4台のHDDを使い,1台分の容量をパリティ情報の記録に使用するRAID5を構成する。
1台のHDDの容量が1Tバイトのとき,実効データ容量はおよそ何バイトか。
正答2
解説
正解は2です。
4台のHDDでRAID5を構成したときの実効データ容量を求める問題です。
RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)5は、データとパリティ(誤り訂正用の情報)を複数のHDDに分散して記録する方式です。
問題文のとおり、全体のうち1台分の容量がパリティの記録に使われます。
【計算】
全体の容量=1Tバイト×4台=4Tバイトです。
パリティに使う容量=1Tバイト×1台分=1Tバイトです。
実効データ容量=4Tバイト-1Tバイト=3Tバイトです。
【選択肢別解説】
1:× 2Tバイトは、2台分をパリティなどの冗長化に使う場合の容量です。
RAID5でパリティに使うのは1台分です。
2:○ 4台から1台分を除いた3台分で3Tバイトとなり、計算結果と一致します。
3:× 4Tバイトは、4台全ての容量です。
パリティに使う1台分を差し引いていません。
4:× 5Tバイトは、HDD4台の合計容量4Tバイトを超えています。
実効容量が物理的な容量を上回ることはありません。
【ポイント】
RAID0は分散記録で冗長性なし、RAID1はミラーリングで容量は半分、RAID5は「台数-1台分」が実効容量です。
RAID5は1台の故障ならパリティからデータを復元できます。