会計システムの開発を委託した会社が,顧客と打合せを行って,必要な決算書の種類や,会計データの確定から決算書類の出力までの処理時間の目標値を明確にした。
この作業を実施するのに適切な工程はどれか。
正答2
解説
正解は2です。
決算書の種類や処理時間の目標値など、システムに求める機能や性能を顧客と明確にする工程を問う問題です。
システムが「何をすべきか」を決める作業は、開発の上流工程で行います。
【選択肢別解説】
1:× システムテストは、完成したシステムが要件どおりに動作するかを確認する工程です。
要件を明確にする作業は、それより前に行います。
2:○ システム要件定義では、システムに必要な機能要件(出力する決算書の種類など)と非機能要件(処理時間の目標値など)を定義します。
3:× ソフトウェア詳細設計は、各ソフトウェアの内部構造を、プログラムを作成できるレベルまで詳細に設計する工程です。
4:× ソフトウェア方式設計は、ソフトウェアの構造を決め、コンポーネントに分割する工程です。
顧客との要件の明確化は、その前の段階で行います。
【ポイント】
共通フレームでは、システム要件定義、システム方式設計、ソフトウェア要件定義、ソフトウェア方式設計、ソフトウェア詳細設計の順に進みます。
処理時間や応答時間などの性能目標は、非機能要件として要件定義で決めます。