業務処理時間の短縮を目的として,運用中の業務システムの処理能力の改善を図った。
この改善が有効であることを評価するためにシステム監査を実施するとき,システム監査人が運用部門に要求する情報として,適切なものはどれか。
正答1
解説
正解は1です。
処理能力の改善が有効だったかをシステム監査で評価するとき、必要となる証拠資料を問う問題です。
業務処理時間が実際に短くなったかを確かめるには、処理実績の数値が必要です。
【選択肢別解説】
1:○ 稼働統計資料には、処理件数や処理時間、稼働状況などの実績が記録されています。
改善前後を比較すれば、処理時間が短縮したかどうかを評価できます。
2:× システム運用体制は、運用を誰がどのように担当するかを示す情報です。
処理能力の改善効果を示す数値は含まれていません。
3:× システム運用マニュアルは、運用の手順を定めた文書です。
実際の処理時間の変化を確認する資料ではありません。
4:× ユーザマニュアルは、利用者向けの操作方法の説明書です。
改善の効果を評価する根拠にはなりません。
【ポイント】
システム監査では、結論を裏付ける監査証拠を集めて評価します。
「効果があったか」を評価するときは、実績を示す記録やデータを要求します。