適切なITガバナンスを構築するための役割①〜④に関して,それを担う経営者と情報システム部門の責任者の分担の適切な組合せはどれか。
① ITガバナンスの方針の明確化
② 情報化投資の決定における原則の制定
③ 情報システム部門内における役割分担と権限の決定
④ プロジェクト計画に基づいたシステム開発の進捗管理
経営者:①,②/情報システム部門の責任者:③,④ 経営者:①,③/情報システム部門の責任者:②,④ 経営者:②,③/情報システム部門の責任者:①,④ 経営者:②,④/情報システム部門の責任者:①,③ 購入状況を確認しています… 正答 1
解説 正解は1です。
ITガバナンスは、経営者がITの活用について方針を定め、組織を統制する仕組みです。
方針や原則を決めるのは経営者で、その方針に沿って情報システムを管理するのは情報システム部門の責任者です。
【記述別解説】
①:経営者の役割です。
ITガバナンスの方針は経営戦略と一体なので、経営者が明確にします。
②:経営者の役割です。
情報化投資を何の基準で決めるかという原則は、経営上の判断として経営者が定めます。
③:情報システム部門の責任者の役割です。
部門内の役割分担や権限は、部門の管理として責任者が決めます。
④:情報システム部門の責任者の役割です。
個々の開発プロジェクトの進捗管理は、実務の管理として部門側が担います。
【選択肢別解説】
1:○ 経営者が①と②、情報システム部門の責任者が③と④を担う組合せで、上の整理と一致します。
2:× ③の部門内の役割分担を経営者に、②の投資の原則の制定を責任者に割り当てている点が誤りです。
3:× ①の方針の明確化を情報システム部門の責任者に割り当てている点が誤りです。
4:× 経営者に④の進捗管理を、責任者に①の方針の明確化を割り当てている点が誤りです。
【ポイント】
ITガバナンスでは、経営者が「方針と原則」を決め、IT部門が「実行と管理」を担います。