正答3
解説
図は腹部体軸断のMR像で、脂肪と水の共鳴周波数差により周波数エンコード方向に脂肪信号が位置ずれして生じるケミカルシフトアーチファクト(腎周囲など脂肪‐水境界の黒・白の縁取り)が問題となっている。
これを軽減するには受信バンド幅を広げて1画素あたりの周波数幅を大きくし、化学シフトによる位置ずれ(画素数)を小さくするのが有効である(選択肢3)。
加算回数を増やす(選択肢1)のはSN比向上で本アーチファクトは減らない。
磁場強度を上げる(選択肢2)と化学シフト量はむしろ増大する。
マトリクス数を増やす(選択肢4)のは分解能向上だが化学シフトずれは改善しない。
脂肪抑制(選択肢5)は別法だが、バンド幅由来のずれを直接軽減するのは広帯域化である。