正答2
解説
半影(幾何学的ボケ)は、X線焦点が有限のサイズFをもつために検出器面で影の縁に生じるボケである。
相似三角形の関係から 半影=F×(b/a) と表され、a は焦点−被写体間距離、b は被写体−検出器間距離である。
したがって被写体を検出器に近づける(bを小さくする)ほど、また焦点から被写体を遠ざける(aを大きくする)ほど半影は小さくなり、密着撮影でボケが減るという経験則と一致する。
よって選択肢2が正しい。
選択肢1の (a/b)×F は比が逆で、被写体を検出器から離すほど半影が小さくなることになり物理に反する。
拡大率は (a+b)/a であり、選択肢3選択肢4のような (1±a/b) を含む式は半影ではなく拡大率に関する誤った表現である。