第112回 保健師国家試験 午後問97
A さん(45 歳、男性)は高校の国語教諭。
9 か月前の定期健康診断では特に異常はなかった。
1 か月ほど前から咳嗽が出現し、市販の咳止め薬で様子をみていた。
昨日から咳嗽が増強し、発熱もみられたため近医を受診したところ、胸部エックス線検査で異常陰影が認められ、呼吸器外来のある病院を紹介された。
喀痰塗抹抗酸菌検査陽性で結核菌 PCR 検査陽性が判明したため、感染性の肺結核と診断され、直ちに入院となった。
診断した医師から保健所へ発生届が提出された。
A さんの濃厚接触者に対する接触者健康診断を計画した。
他者への感染の可能性がある期間の始期はどれか。
正答3
解説
正解は3(インデックス2)。
結核の感染可能期間の始期:症状(咳嗽など)出現から、または症状不明な場合は結核診断日の3か月前から起算するのが標準(接触者健診ガイドライン)。
本事例では咳嗽出現が1か月前だが、ガイドラインの定型運用では「診断日の3か月前」を始期として接触者範囲を設定することが推奨される。
1・2の前回健診基準は感染期間と無関係、4・5は短すぎて見落としリスクが高い。まとめて解く
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