第112回 保健師国家試験 午後問96
A さん(45 歳、男性)は高校の国語教諭。
9 か月前の定期健康診断では特に異常はなかった。
1 か月ほど前から咳嗽が出現し、市販の咳止め薬で様子をみていた。
昨日から咳嗽が増強し、発熱もみられたため近医を受診したところ、胸部エックス線検査で異常陰影が認められ、呼吸器外来のある病院を紹介された。
喀痰塗抹抗酸菌検査陽性で結核菌 PCR 検査陽性が判明したため、感染性の肺結核と診断され、直ちに入院となった。
診断した医師から保健所へ発生届が提出された。
A さんへの保健所の対応で正しいのはどれか。
2 つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5(インデックス0と4)。
結核患者への保健所対応:1の薬剤感受性試験結果把握は耐性結核の判別・治療方針決定に必須で正しい。
5の感染症法による結核登録票登録(53条の12)は法的義務で正しい。
2は誤りで退院基準は塗抹陰性・培養陰性化等の医学的基準(解熱3日では不十分)。
3は誤りで保健師が毎日訪問するのではなくDOTS(直接服薬確認療法)は通常薬剤師・看護師が担当または地域DOTSを実施。
4は誤りで陰影消失でなく感染性消失(菌排出停止)が職場復帰基準。まとめて解く
第112回を通しで解く(110問)→
この回の他の問題
第112回 保健師国家試験 の全110問を見る →