正答1
解説
正解は1です。
健康危機管理のうち、発生の「未然防止」にあたる活動を問う問題です。
健康危機管理は、未然防止、発生時の対応(拡大防止)、被害回復の段階に分けて考えます。
未然防止とは、健康危機そのものが起こらないようにする取り組みです。
【選択肢別解説】
1:○ 検疫所の業務は未然防止にあたります。
検疫所は、海外から国内に感染症の病原体が侵入することを空港や港で水際で防ぎます。
2:× 発熱相談センターの設置は、感染症がすでに流行している段階で、受診の相談に応じる対応です。
発生後の拡大防止にあたります。
3:× 感染症患者の接触者の健康調査は、患者が発生した後に感染の広がりを把握する対応です。
拡大防止の段階の活動です。
4:× 食中毒を起こした事業者の営業停止は、食中毒が発生した後に被害が広がらないようにする措置です。
拡大防止にあたります。
【ポイント】
「すでに患者や事故が起きているか」で段階を見分けます。
未然防止には、検疫、予防接種、食品衛生監視、平常時の訓練や体制整備などが含まれます。