正答3
解説
正解は3です。
地球温暖化で気温が上がると、病原体を媒介する蚊などの生息域が広がります。
このため、節足動物が媒介する感染症の発生が増えるおそれがあります。
【選択肢別解説】
1:× AIDSは、性的接触・血液・母子感染でHIV(ヒト免疫不全ウイルス)が伝播して起こります。
気温による媒介生物の影響を受けないため、温暖化との直接の関係はありません。
2:× ポリオは、ポリオウイルスが経口感染して起こります。
ワクチンで制御されており、温暖化で増えるとは考えられていません。
3:○ マラリアは、ハマダラカが媒介する原虫による感染症です。
温暖化で媒介蚊の生息域が広がり、流行地域が拡大するおそれが指摘されています。
4:× 痘そうは、昭和55年にWHOが根絶を宣言した感染症です。
現在、自然界での発生はありません。
5:× 結核は、結核菌が空気感染して起こります。
媒介生物を介さないため、温暖化との直接の関係はありません。
【ポイント】
温暖化で懸念されるのは、マラリア、デング熱、ジカウイルス感染症など蚊が媒介する感染症です。
平成26年にはデング熱の国内感染例が約70年ぶりに確認されました。