第108回 保健師国家試験 午後問103
Aさん(30歳、女性)はBちゃん(1歳7か月、男児)を連れ、市が実施する1歳6か月児健康診査に来所した。
問診でAさんは、「1年前に隣の県から引っ越してきた。人づきあいが苦手で家でBちゃんと2人きりでいることが多い」と話した。
Bちゃんの1歳6か月児健康診査の記録から、一部抜粋したものを以下に示す。
【発達状況】
独歩開始時期:1歳3か月
手を引くと階段を上る:あり
積めた積み木の数:3コ
親指を使ってつまむ:あり
有意語:0コ
言語理解:あり
簡単な指示に従える:なし
身体部分の指差し:あり
要求の指差し:あり
周囲の人の身振りをまねる:あり
周囲の人やほかの子どもに関心を示す:あり
ままごとなど見立て遊びができる:あり
共同注意:あり
B ちゃんの発達について、保健師のアセスメントで適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
「微細運動は年齢相応の発達である。」が正しい。
公衆衛生看護では、個人支援を地域課題、住民参加、関係機関連携、評価につなげて考える。
対象と予防段階が正答判断の軸になる。
1の「言語は年齢相応の発達である。」は、設問で問う病態、作用、制度、又は支援場面とは対応しない。
2は、設問で問われた適切なものの条件に合う。
3の「社会性の発達が遅れている可能性がある。」は、設問で問う病態、作用、制度、又は支援場面とは対応しない。
4の「粗大運動の発達が遅れている可能性がある。」は、設問で問う病態、作用、制度、又は支援場面とは対応しない。
保健師問題は、個人への支援と地域全体への働きかけを結び付ける。まとめて解く
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