次のうち、3歳の中等症の血友病の子どもを保育所で受け入れるにあたり、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 血友病は遺伝性疾患で父親が保因者であることが多く、保護者の気持ちに寄り添いながら話を聞く。
B 血友病は小児慢性特定疾病で、医療費助成の対象となっている。
C 歩いたり走ったりすることで目に見えない足の関節の出血が増えてくるため、運動を伴う活動や遊びをすべて制限することの理解を保護者に求める。
D 注射による予防接種は出血の原因になるため禁止されているので、感染症予防が必要となる。
E 目に見える出血があったときは、圧迫止血、冷却、安静を保って医療機関を受診することを決めておく。
(組み合わせ)
正答4
解説
血友病の子どもの保育所受け入れに関する○×問題です。
正答は選択肢4(A:×/B:○/C:×/D:×/E:○)。
Aは×:血友病はX染色体劣性遺伝であり、保因者は一般的に母親(女性)です。
父親が保因者であることは通常ありません。
Bは○:血友病は小児慢性特定疾病に指定されており、医療費助成の対象です。
Cは×:血友病でも適切な予防療法(第VIII/IX因子製剤の定期補充)により運動を全面禁止する必要はありません。
適切な管理のもとで運動や集団活動に参加できます。
Dは×:血友病に筋肉注射が出血リスクとなる場合がありますが、予防接種が禁止されているわけではなく、医師の指示のもとで実施されます。
Eは○:出血時は圧迫止血・冷却・安静(RICE処置)を行い、速やかに医療機関を受診することが適切な対応です。