次のうち、心の理論に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 心の理論とは、他者の行動からその背後にある心的状態を推測し、その次の行動を予測するための理論である。
B 誤信念課題は、他者が現実とは異なり誤った信念を有していることが理解できるかについて調べる課題である。
C 誤信念課題の正答の経緯をみると、3歳頃までは正答できず、4、5歳頃に正答できるようになる。
D 心の理論とは、他者の心がわかる行動心理学を利用した読心術のようなことを意味している。
(組み合わせ)
正答2
解説
正答は選択肢2(A:○/B:○/C:○/D:×)。
A:○ 心の理論は他者の心的状態(信念・意図・欲求など)を推測して行動を予測する認知的能力で、正しい説明。
B:○ 誤信念課題は他者が現実とは異なる誤った信念をもつことを理解できるか調べるもので正しい。
C:○ 誤信念課題は3歳頃には正答できず、4〜5歳頃に通過できるようになるという発達的変化は定説として認められている。
D:× 心の理論は行動心理学の「読心術」ではなく、他者の内的状態(信念・欲求など)を推論する認知的な枠組みであり、特定の心理学流派に限定されるものではない。