次のうち、「社会的養育の推進に向けて」(令和4年 厚生労働省)における親子関係再構築支援に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 里親は養育の一貫性を担うという意味において、実親との再統合のための支援は行わない。
B 親子関係再構築等の家庭環境の調整は、措置の決定・解除を行う市町村及び施設の役割である。
C 子どもの生い立ちや親との関係について、自分の心の中で整理をつけられるよう、子どもに対する支援も必要である。
D 里親支援専門相談員は、家庭復帰に向けて、親との面会や宿泊、一時的帰宅等を段階的に行う。
E 暴力以外の方法を知らずにしつけと称して虐待をしてしまう親に対し、ペアレントトレーニング等を取り入れる。
(組み合わせ)
正答4
解説
正答は選択肢4(A:×/B:×/C:○/D:×/E:○)です。
Aは誤りで、里親も子どもの実親との関係調整・再統合支援に関わる役割を担います。
Bは誤りで、措置の決定・解除を行うのは市町村ではなく児童相談所です。
Cは正しく、子ども自身が自分の生い立ちや親との関係を心の中で整理できるよう支援することが必要とされています。
Dは誤りで、家庭復帰に向けて親との面会や宿泊、一時的帰宅等を段階的に行うのは家庭支援専門相談員(ファミリーソーシャルワーカー)の役割であり、里親支援専門相談員が担うのは里親の新規開拓や里親家庭への訪問・相談援助等です。
Eは正しく、養育スキルを持たない親へのペアレントトレーニング活用は適切な支援です。