次の文は、妊娠期の栄養と食生活に関する記述である。
適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」では、カルシウムの妊婦付加量は示されていない。
B 「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」において、たんぱく質(推奨量:g/ 日)の妊婦(付加量)初期は、+ 10 とされている。
C 「妊産婦のための食事バランスガイド」(「健やか親子 21」推進検討会報告書)(平成18 年:厚生労働省)において、妊娠初期の主菜の1日分付加量は、+1である。
D 妊娠中の母親の飲酒は、胎児性アルコール症候群の子どもが生まれる可能性が高まる。
(組み合わせ)
正答3
解説
正答は選択肢3(A:○/B:×/C:×/D:○)。
Aは正しい:食事摂取基準2015年版ではカルシウムの妊婦付加量は設定されていない(妊娠期は腸管吸収率が高まるため)。
Bは誤り:たんぱく質の妊婦付加量(推奨量)は初期が+0(付加なし)、中期が+10g/日、後期が+25g/日であり、初期+10は誤り(+10は中期の値)。
Cは誤り:妊産婦のための食事バランスガイドは非妊娠時・妊娠初期の1日分を基本とし、妊娠初期には主菜を含むどの区分にも付加量が設定されていない。
主菜+1は妊娠中期・末期の付加量である。
Dは正しい:妊娠中の飲酒はアルコールが胎盤を通過して胎児に影響し、胎児性アルコール症候群のリスクが高まる。