正答2
解説
解説
1. 平衡機能検査平衡機能検査は、身体のバランスを保つ機能(前庭・視覚・深部感覚)を評価する検査。
大きく分けて次の3分類に分けられる: ① 眼振検査(眼の動き) ② 体平衡検査(姿勢の安定性) ③ 刺激検査(人工的に平衡器官を刺激)
2. 刺激検査とは外部から刺激を与え、前庭(内耳)を人工的に反応させる検査。
平衡障害の左右差や前庭機能低下の有無を評価できる。
👉 代表的なのが温度眼振検査(Caloric test)
3. 温度眼振検査(Caloric test)外耳道に温度刺激(冷水または温水)を与えて、 半規管内の内リンパ流を生じさせ、眼振(反射的な眼の動き)を誘発する検査。
刺激検査に分類される唯一の代表的検査。
左右の眼振反応の差から、片側前庭機能の低下を診断できる。
📍補足:冷水 → 反対側に眼振温水 → 同側に眼振
4. 他の選択肢の説明● 注視眼振検査 → ×眼球運動を観察する自発的眼振検査の一種。
外から刺激を与えず、刺激検査ではない。
● 静的体平衡検査 → ×立位姿勢の安定を評価(例:ロンベルグ検査)。
体を刺激するわけではないため刺激検査ではない。
● 動的体平衡検査 → ×歩行や足踏みテストなど、動作中のバランスを評価する。
これも刺激を与える検査ではない。
● 頭振り眼振検査 → ×頭を左右に振って生理的刺激を与えるが、 これは自然な前庭反応を観察する誘発検査であり、 温度や電気などの人工的刺激を加える「刺激検査」とは異なる分類になる。
5. 要点まとめ刺激検査:外部から人工的に刺激して前庭反応を評価。
代表例:温度眼振検査(Caloric test)。
目的:左右の前庭機能差を判定。
他の検査(注視眼振・体平衡検査など)は非刺激性検査。