正答1
解説
正解は1です。
この問題は関係ないものを選ぶので、○ が答えです。
耳管開放症は、通常は閉じている耳管が開いたままになる病気です。
自分の声が響く自声強聴や、呼吸音が聞こえる、耳がふさがった感じなどの症状が出ます。
【選択肢別解説】
1:○ 耳漏は、中耳炎や外耳炎などの炎症で耳から分泌物が出る症状です。
耳管開放症とは関係がありません。
2:× 妊娠中はホルモンの変化や体液の変化で耳管周囲の組織が変化し、耳管開放症を起こしやすくなります。
3:× 耳管開放症の患者は、症状を和らげるために鼻すすりを繰り返すことがあります。
鼻すすりは真珠腫性中耳炎の誘因にもなるため、関係の深い所見です。
4:× 自声強聴は、自分の声が耳に大きく響く症状で、耳管開放症の代表的な症状です。
5:× 急激な体重減少で耳管周囲の脂肪組織が減ると、耳管が閉じにくくなります。
耳管開放症の主な誘因の一つです。
【ポイント】
耳管開放症の症状は、臥位や前屈位で軽くなるのが特徴です。
頭を下げると静脈がうっ血して耳管が閉じやすくなるためです。
【用語】
耳管開放症:通常は閉じている耳管が開いたままになり、自分の声や呼吸音が響く病気である。
自声強聴:自分の話し声が、耳の中で大きく響いて聞こえる症状である。
鼻すすり:耳管開放症の人がしばしば行う、鼻をすする動作で、症状を一時的にやわらげることがある。
耳漏:耳の穴から膿や分泌物が出てくる症状で、中耳炎や外耳炎などでみられる。
耳管:中耳と咽頭をつなぐ管で、鼓室の圧を調整する働きがある。