正答1
解説
正解は1です。
この問題はコミュニケーションを評価する検査でないものを選ぶので、○ が答えです。
自閉スペクトラム症の評価や、言葉を実際の場面で使う力(語用)の評価に用いる検査が並んでいます。
【選択肢別解説】
1:○ J.COSS(日本語理解テスト)は、文法的な文の理解力を測る検査です。
言語理解の評価であり、対人的なコミュニケーションを評価する検査ではありません。
2:× CARS2(小児自閉症評定尺度第2版)は、自閉症の特徴を観察などで評定する尺度です。
人との関係や言語的・非言語的コミュニケーションの項目を含みます。
3:× FOSCOMは、日常場面でのコミュニケーション行動を評価するための尺度です。
コミュニケーションの評価に用いられます。
4:× M-CHAT(乳幼児期自閉症チェックリスト修正版)は、1歳半ごろの子どもを対象としたスクリーニング用の質問紙です。
指さしや共同注意など、コミュニケーションの基礎となる行動を評価します。
5:× CCC-2(子どものコミュニケーション・チェックリスト第2版)は、語用面を含むコミュニケーション能力を評価する質問紙です。
【ポイント】
言語の構造(語彙・文法)をみる検査と、言語の使い方(コミュニケーション・語用)をみる検査を区別して覚えます。
【用語】
J.COSS:日本語理解テストのことで、文法的な文の理解力を調べる検査である。
CARS2:小児自閉症評定尺度第2版のことで、観察にもとづいて自閉症の特徴を評定する尺度である。
M-CHAT:乳幼児期自閉症チェックリスト修正版の略称で、保護者への質問で自閉スペクトラム症を早期に見つける。
CCC-2:子どものコミュニケーションチェックリスト第2版で、語用面を含むコミュニケーションの困難を評価する。
FOSCOM:対人コミュニケーション行動観察フォーマットの略称で、やり取り場面の行動を観察して評価する。