正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
解説
発話の誤りをその都度訂正する失語症者は、伝えたい言葉とは異なる言葉が出てしまうことがあります。
会話の流れから意図を推測できる場合は、無理に訂正せず会話を続けることが大切です。
その都度訂正されると、話す意欲を失い、混乱を招く可能性があります。
本当に伝えたい言葉が推測できない場合は、文字や絵を使って意味を確認しましょう。
音節ごとに区切って話すゆっくり話すことは失語症者とのコミュニケーションにおいて重要ですが、音節ごとに区切って話すと、かえって単語として理解しづらくなることがあります。
言葉の切れ目で少し間をおき、短い文で分かりやすく話すように心がけましょう。
失語症者とのコミュニケーションの要点(適切とされていること)心情や意思を推測する失語症者は言葉でうまく表現できないことが多いため、表情やジェスチャー、状況などから心情や意思を推測し、理解しようと努めることが重要です。
話題に関連するキーワードを文字で示す失語症者は「聞く」よりも「文字を理解する」方が得意な場合が多いです。
言葉で伝わりにくい時には、漢字を使ってキーワードを書いて見せたり、絵や図、写真などを活用したりするのも有効です。
失語症者が利用する伝達手段を言語聴覚士も使用する失語症者が絵カードやコミュニケーションノート、タブレット端末のコミュニケーションアプリなど、特定の伝達手段を利用している場合、言語聴覚士もそれらの手段を使用することで、より円滑なコミュニケーションを図ることができます。
その他、適切なコミュニケーションのポイントゆっくり、短い文で話す:言葉の意味を理解するのに時間がかかるため、焦らせずにゆっくり、簡潔な言葉で話しましょう。
具体的な内容で話す:抽象的な言葉は理解が難しいため、具体的な内容について話しましょう。
ジェスチャーや実物、絵を活用する:言葉だけでなく、身振り手振りや実物、絵など視覚的な情報を加えることで理解を助けます。
「はい」「いいえ」で答えられる質問をする:言葉を選ぶことが難しい場合があるため、答えやすい質問形式を心がけましょう。
急に話題を変えない:話題を変える際は、事前にその旨を伝えるなど、混乱させない配慮が必要です。
最後まで話を聞く:言葉が出てこなくても遮らず、相手が伝えようとしていることを最後まで聞く姿勢が大切です。
本人の人格を尊重する:病前と同じ語調や言葉遣いを心がけ、落ち着いた雰囲気で会話することが重要です。