正答4
解説
解説
ICF(国際生活機能分類)の構成要素WHOが2001年に採択した「国際生活機能分類(ICF)」は、障害を 「生活機能と背景因子」 に分けて捉えるのが特徴。
心身機能・身体構造:臓器や身体の構造・機能(例:筋力、記憶、言語理解の機能など)。
活動:個人が課題や行為を遂行できるか(例:歩行、書字、道具の使用、通話など)。
参加:生活や社会への関与(例:就労、学校生活、地域活動への参加)。
環境因子:物理的・社会的・態度的環境(例:バリアフリー、家族支援、制度)。
個人因子:性別、年齢、性格、ライフスタイルなど(ICFでは分類コード化されていない)。
各選択肢の検討環境因子 ― 長期記憶長期記憶は「心身機能(精神機能)」に分類される。
環境因子は社会的支援や制度、物理的環境を指すので誤り。
参加 ― 発話の流暢性発話の流暢性は「心身機能(言語機能)」に属する。
参加は「社会参加(学校・仕事・余暇活動)」なので誤り。
個人因子 ― 社会保障制度社会保障制度は「環境因子」に含まれる。
個人因子は「年齢・性別・習慣」などでコード化はされない。 誤り。
活動 ― 遠隔通信用具の利用 ✅活動は「個人が具体的な課題を遂行できるか」。
遠隔通信機器(電話・メール・ICT機器)の利用は「活動」の代表例。 正しい。
心身機能・身体構造 ― 手話による表出と理解手話の使用は「活動(表出・理解の手段)」に分類される。
心身機能は「発声器官や認知機能の状態」なので誤り。
要点まとめ構成要素具体例ポイント心身機能・身体構造記憶、注意、筋力、臓器構造身体や心の働きそのもの活動歩く、話す、書く、道具を使う、通信機器の使用個人が「できること」参加学校に通う、仕事をする、地域活動に参加社会との関わり環境因子家族の支援、バリアフリー、社会保障制度外的要因個人因子年齢、性別、生活習慣、性格内的要因(ICFではコードなし)💡 ポイント「活動」=個人レベルでの具体的な行為「参加」=社会的役割や関わり「環境因子」=外部の制度や支援「個人因子」=人そのものの属性