正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
普通名詞の「ゴミクズ(〇●●〇)」のアクセントを頭高型(●〇〇〇)に変えて、バンド名という新しい語をつくっています。
語形成のうち、派生と屈折の違いが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
もとの語からアクセントを変えて別の語(固有名詞)をつくっているので、派生にあたります。
2:○ 誤った記述です。
屈折は、同じ語が文法的な働きに応じて形を変えることで、動詞の活用などが該当します。
バンド名は新しい語であり、文法的な形の変化ではないため、屈折ではありません。
3:× 正しい記述です。
アクセントの変更によって新しい語をつくっているので、語形成といえます。
4:× 正しい記述です。
普通名詞としての「ゴミクズ」は中高型の〇●●〇で、バンド名ではこれを頭高型に変えています。
5:× 正しい記述です。
頭高型は固有名詞に限らず、「秋(ア\キ)」や「箸(ハ\シ)」などの普通名詞でも使われます。
【ポイント】
派生は新しい語をつくる語形成、屈折は同じ語の文法的な語形変化です。
両者の区別は形態論の基本です。
【用語】
アクセント:語ごとに決まっている、拍の高低の配置のしかたのことを指す。
派生:もとの語から新しい語をつくる語形成のしくみを指す。
屈折:同じ語が文法的な働きに応じて形を変えることで、動詞の活用などが該当する。
語形成:新しい語をつくる仕組みの総称で、派生や複合などが含まれる。
頭高型:語の最初の拍が高く、2拍目以降が低くなるアクセントの型である。