正答3
解説
正解は3です。
日本語の自動詞と他動詞は、「開く/開ける」のように形が違う対になることが多いです。
しかし一部の動詞は、同じ形のまま自動詞にも他動詞にもなります。
【選択肢別解説】
1:× 「来る」は自動詞だけです。
「〜を来る」という他動詞の使い方はありません。
2:× 「作る」は他動詞だけです。
「料理を作る」のように使い、同じ形の自動詞はありません。
3:○ 「吹く」は同じ形で自動詞と他動詞の両方があります。
「風が吹く」は自動詞、「笛を吹く」は他動詞です。
4:× 「渡す」は他動詞です。
対になる自動詞は「渡る」で、形が異なります。
5:× 「話す」は他動詞です。
「英語を話す」のように使い、同じ形の自動詞の用法は一般的ではありません。
【ポイント】
自他同形の動詞の例として、「吹く」のほかに「開く(ひらく)」「増す」などがあります。
「戸が開く/戸を開く」のように、助詞の「が」「を」で区別しましょう。
【用語】
自動詞:「風が吹く」のように、動作の対象を必要とせず主語の動きを表す動詞である。
他動詞:「笛を吹く」のように、「〜を」で表す動作の対象をとる動詞である。
音形:語の音としての形、つまり語を構成する音の並びを指す。
自他同形:同じ形のままで自動詞にも他動詞にも用いられる動詞の性質を指す。