正答1
解説
正解は1です。
マーシャの自我同一性地位は、「危機(迷いの経験)」と「傾倒(積極的な関与)」の有無で4つに分類されます。
周囲から示された目標を疑わずに受け入れている状態がどれにあたるかが問われています。
【選択肢別解説】
1:○ 早期完了(フォークロージャー)が該当します。
危機を経験しないまま、親など周囲の価値観や目標をそのまま受け入れて傾倒している地位です。
2:× 同一性達成は該当しません。
危機を経験し、自分で考えたうえで目標を選んで傾倒している地位です。
3:× モラトリアムは該当しません。
現在まさに危機の最中にあり、傾倒する対象を模索している地位です。
4:× 危機を経験した同一性拡散は該当しません。
迷いを経験したものの、どれにも傾倒できずにいる状態です。
5:× 危機を経験していない同一性拡散は該当しません。
迷いも傾倒もなく、自分の生き方について考えていない状態です。
【ポイント】
危機あり・傾倒ありが達成、危機なし・傾倒ありが早期完了、危機の最中がモラトリアム、傾倒なしが拡散です。
【用語】
早期完了:危機を経験しないまま、周囲の価値観や目標をそのまま受け入れて傾倒している状態である。
モラトリアム:現在まさに迷いの最中にあり、傾倒する対象を模索している同一性の地位である。
同一性拡散:自分が何者かが定まらず、傾倒する対象もない状態を指す。
同一性達成:危機を経験したうえで、自分で選んだ目標に傾倒している同一性の地位である。
自我同一性地位:マーシャが危機と傾倒の有無で分類した、自我同一性の4つの状態である。