正答2
解説
正解は2です。
言語や感覚にかかわる脳の領域が、どの脳葉に位置するかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 海馬傍回は前頭葉ではなく、側頭葉の内側面にあります。
記憶や、場所・風景の認知にかかわります。
2:○ ブローカ野は前頭葉にあります。
優位半球(多くは左)の下前頭回の弁蓋部と三角部にあたり、発話の産生にかかわります。
3:× ヘシュル回は前頭葉ではなく、側頭葉にあります。
上側頭回の上面にある横側頭回で、一次聴覚野が位置します。
4:× 一次視覚野は前頭葉ではなく、後頭葉にあります。
鳥距溝の周囲に位置します。
5:× ウェルニッケ野は前頭葉ではなく、側頭葉にあります。
優位半球の上側頭回の後部にあたり、言語の理解にかかわります。
【ポイント】
ブローカ野は前頭葉で表出、ウェルニッケ野は側頭葉で理解という対比は失語症の基本です。
【用語】
ブローカ野:優位半球(多くは左)の下前頭回後部にあり、発話の産生にかかわる言語の中枢である。
ウェルニッケ野:優位半球(多くは左)の上側頭回後部にあり、言語の理解にかかわる領域である。
ヘシュル回:上側頭回の上面にある横側頭回で、一次聴覚野が位置する。
一次視覚野:後頭葉の鳥距溝の周囲にあり、目からの視覚情報を最初に受け取る領域である。
海馬傍回:側頭葉の内側面にある脳回で、記憶や場所の認知にかかわる。