正答2
解説
解説
1. ALSの概要上・下位運動ニューロンが進行性に障害される神経疾患運動機能の障害が中心で、感覚や知覚は基本的に保たれる発症年齢は中高年に多いが、高齢者特有ではない
2. 主な症状症状説明筋萎縮・筋力低下特に手の筋肉(小指側)や前腕・下肢に現れる筋痙縮・痙性上位運動ニューロン障害による体重減少筋萎縮と嚥下障害による栄養不足で生じる感覚障害・聴覚障害通常みられない脳脊髄液(CSF)検査基本的に正常(細胞数上昇はない)
3. 選択肢の整理高齢者に多い ❌中高年(50〜70歳)に多いが、高齢者特有ではない体重減少 ✅筋萎縮や嚥下障害により生じる聴覚障害 ❌感覚神経は基本的に保たれる母指筋より小指筋の萎縮 ❌ALSでは手の小指側(小指球筋など)が先に萎縮するのが一般的だが、文中の「母指筋より小指筋」との比較はやや不正確で、典型的な表現ではないCSFで細胞数上昇 ❌ALSは炎症性疾患ではないため細胞数は正常
4. 学習ポイントALSの特徴は進行性の筋萎縮・筋力低下、体重減少、感覚は保たれる高齢者疾患ではあるが、認知症や加齢変化とは異なる検査所見は神経学的診察・筋電図が中心で、CSFはほぼ正常