正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
上位運動ニューロン(UMN)が障害された場合に見られる症候を選ぶ問題ですね。
上位運動ニューロンは脳から脊髄に至る神経経路を指し、これが障害されると特定の症状が現れます。
以下に各選択肢について説明します。
振戦
筋肉の不随意な震えで、主にパーキンソン病などの錐体外路系の障害で見られます。
上位運動ニューロン障害の典型的な症状ではありません。
舞踏運動
不規則で素早い不随意運動で、ハンチントン病などの錐体外路系の障害で見られます。
上位運動ニューロン障害の症状ではありません。
腱反射亢進
上位運動ニューロンが障害されると、抑制が効かなくなるため腱反射が亢進します。
これは上位運動ニューロン障害の典型的な症状です。
バビンスキー兆候
足の裏を刺激したときに足の親指が反り返る反射で、上位運動ニューロン障害を示唆する重要な徴候です。
繊維束性収縮
筋肉の一部が不随意に収縮する現象で、下位運動ニューロン障害や筋萎縮性側索硬化症(ALS)で見られることがあります。
上位運動ニューロン障害の症状ではありません。
したがって、上位運動ニューロンが障害されたときの症候として正しいものは、腱反射亢進とバビンスキー兆候です。