正答5
解説
正解は5です。
この問題はシェーグレン症候群で「みられない」ものを選ぶので、○ が答えです。
シェーグレン症候群は、涙腺や唾液腺などの外分泌腺にリンパ球が浸潤する自己免疫疾患です。
【選択肢別解説】
1:× 関節炎はシェーグレン症候群でみられます。
腺外症状として関節痛や関節炎が生じます。
2:× 唾液腺炎はシェーグレン症候群でみられます。
耳下腺などの唾液腺に炎症が起こり、腫れることがあります。
3:× 口腔乾燥症はシェーグレン症候群でみられます。
唾液分泌の低下で口が渇き、う蝕や嚥下・咀嚼のしにくさにつながります。
4:× 乾燥性角結膜炎はシェーグレン症候群でみられます。
涙液分泌が低下し、目の乾燥や異物感が生じます。
5:○ アナフィラキシーはシェーグレン症候群の症状ではありません。
アナフィラキシーは即時型アレルギーによる急性の全身反応です。
【ポイント】
シェーグレン症候群は中年女性に多く、ドライアイとドライマウスが二大症状です。
抗SS-A抗体や抗SS-B抗体が診断に役立ちます。
【用語】
シェーグレン症候群:涙腺や唾液腺が障害され、目や口の乾燥をきたす自己免疫疾患である。
乾燥性角結膜炎:涙の分泌が減り、角膜や結膜が乾いて傷つく状態である。
口腔乾燥症:唾液の分泌が減り、口の中が乾いてしまう状態を指す。
アナフィラキシー:原因物質に触れた直後に全身に起こる重いアレルギー反応で、血圧低下や呼吸困難を伴うことがある。