正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
語音聴力検査は、ことばの聞き取りを調べる検査です。
語音聴取閾値検査(語音了解閾値検査)と語音弁別検査(語音明瞭度検査)があります。
【選択肢別解説】
1:○ 語音弁別検査は閾値上検査です。
閾値より大きい音の強さで語音を聞かせ、正しく聞き取れた割合(明瞭度)を求めます。
2:× 語音了解閾値検査の一桁数字には、「1」は含まれません。
2から7までの数字が用いられます。
3:× 両側性伝音難聴でもマスキングが必要になることがあります。
検査耳の気導閾値と反対耳の骨導閾値の差が大きいと、反対耳で聞こえてしまうためです。
4:× スピーチオージオグラムの横軸は、語音明瞭度ではなく語音聴力レベル(dB)です。
語音明瞭度(%)は縦軸に示します。
5:○ 67-S語表には、母音の「イ」と「エ」は含まれません。
67-S語表は20の単音節からなり、日本語の音をすべて含むわけではありません。
【ポイント】
スピーチオージオグラムは、横軸を語音の強さ、縦軸を明瞭度として、明瞭度曲線を描きます。
最高明瞭度は、補聴器や人工内耳の効果を予測する目安になります。
【用語】
語音弁別検査:閾値より大きな音の強さで語音を聞かせ、正しく聞き取れた割合を調べる検査である。
語音了解閾値検査:数字の語表を用い、半数を正しく聞き取れる語音の強さを求める検査である。
スピーチオージオグラム:語音の強さと明瞭度の関係を示した、語音聴力検査の結果を表すグラフである。
67-S語表:20の単音節からなる、語音弁別検査に用いる標準的な語表である。
閾値上検査:閾値より大きな音の強さで行う検査を指し、語音弁別検査などがこれにあたる。