正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
発達や支援に関する理論・方法と、その提唱者の組み合わせを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 発達の最近接領域はヴィゴツキーが提唱し、正しい組み合わせです。
一人でできる水準と、援助があればできる水準の間の領域を指します。
2:○ TEACCHはエリクソンではなく、ショプラーが始めた自閉症支援のプログラムです。
米国ノースカロライナ州で開発され、視覚的な構造化を特徴とします。
エリクソンは、心理社会的発達理論を提唱した人物です。
3:× 足場かけはブルーナーらが提唱し、正しい組み合わせです。
子どもができない部分を大人が支え、できるようになるにつれて支えを減らしていく関わりです。
4:× 応用行動分析はスキナーの行動理論をもとに発展し、正しい組み合わせです。
オペラント条件づけの原理を応用して、望ましい行動を増やします。
5:× 感覚運動段階はピアジェの発達段階の最初の段階で、正しい組み合わせです。
0〜2歳ごろに、感覚と運動を通して外界を理解していく時期です。
【ポイント】
ピアジェの段階は「感覚運動期・前操作期・具体的操作期・形式的操作期」の順です。
ヴィゴツキーの最近接領域とブルーナーの足場かけは、セットで問われることが多い概念です。
【用語】
発達の最近接領域:自力でできる水準と、援助があればできる水準との間の領域を指す。
足場かけ:子どもの学習を大人が支え、できるようになるにつれて支援を減らしていく関わりである。
TEACCH:自閉症と関連するコミュニケーション障害の子どものための治療と教育の略で、構造化を用いる支援プログラムである。
応用行動分析:行動の原理を応用して、望ましい行動を増やし問題行動を減らす方法である。
感覚運動段階:ピアジェの発達段階の最初で、感覚と運動を通して外界を理解する時期である。