正答3
解説
正解は3です。
アタッチメント(愛着)の型は、エインズワースのストレンジ・シチュエーション法で、安定型・回避型・アンビバレント型に分類されます。
のちに無秩序・無方向型が加えられました。
【選択肢別解説】
1:× 親自身の愛着の型と、親が子どもとの間に形成する型には関連があります。
これを愛着の世代間伝達と呼びます。
2:× 安定型の子どもの親は、子どもの信号に対する敏感性が高いです。
子どもの求めに適切に応じることで、子どもは親を安全基地として利用できます。
3:○ 乳児期に形成された愛着の型は、成長に応じて変化し得ます。
その後の養育環境の変化や、新たな人間関係によって変わることが示されています。
4:× 不適切な養育を受けた子どもに多いのは、回避型ではなく無秩序・無方向型です。
接近と回避が同時にみられるなど、一貫しない行動が特徴です。
5:× ストレンジ・シチュエーション法は、親子が遊ぶ場面の関わりの頻度で型を測るものではありません。
親との分離と再会の場面、特に再会時の子どもの反応から型を判定します。
【ポイント】
安定型の子どもは、分離で泣いても再会すると親に近づき、すぐに落ち着きます。
回避型は再会しても親を避け、アンビバレント型は親に近づきながら怒りを示します。
【用語】
アタッチメント:子どもが特定の養育者との間に築く、情緒的な結びつきを指す。
ストレンジ・シチュエーション法:親との分離と再会の場面での子どもの反応から、アタッチメントの型を調べる方法である。
安定型:親との分離で不安を示しても、再会すると親を安全基地として落ち着くアタッチメントの型である。
回避型:親との分離でも泣かず、再会しても親を避けるアタッチメントの型である。
アンビバレント型:再会時に親に近づきながら怒りや抵抗も示す、アタッチメントの型である。
無秩序・無方向型:接近と回避が同時にみられるなど、行動に一貫性がないアタッチメントの型である。