正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
聴覚補償は、補聴器などを使って聴覚そのものを補い、音を聞こえるようにすることです。
これに対し、目で見る文字や手話など、聴覚以外の手段で情報を伝えることを情報保障といいます。
【選択肢別解説】
1:× 要約筆記は、話の内容を文字にして伝える方法です。
目で見て情報を得る情報保障で、聴覚補償ではありません。
2:× 手話通訳は、話の内容を手話で伝える方法です。
目で見て情報を得る情報保障です。
3:× 音声文字変換ソフトは、話し言葉を文字に変えて表示するものです。
目で見て情報を得る情報保障です。
4:○ 軟骨伝導補聴器は、耳の軟骨を振動させて音を伝える補聴器です。
聴覚そのものを補うので、聴覚補償にあたります。
5:○ 補聴援助システムは、話し手のマイクの音を補聴器や人工内耳に直接届ける機器です。
騒音や距離の影響を減らして聞こえを補うので、聴覚補償にあたります。
【ポイント】
聴覚補償は「耳で聞く」ための支援、情報保障は「耳以外で情報を得る」ための支援と区別しましょう。
【用語】
聴覚補償:補聴器や人工内耳などを用いて、聴覚そのものを補い音を聞き取れるようにすることである。
軟骨伝導補聴器:耳の軟骨を振動させて音を伝える補聴器で、外耳道閉鎖症などに用いられる。
補聴援助システム:FM補聴システムなど、補聴器を助けて騒音下でも聞き取りを良くする機器である。
要約筆記:話の内容を要約して文字にして伝える情報保障の方法である。
手話通訳:手話と音声言語を相互に通訳して意思疎通を助ける支援である。
情報保障:文字や手話など聴覚以外の手段も使って、聴覚障害のある人に情報を伝えることである。