正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
この問題は吃音中核症状でないものを選ぶので、○ が答え(中核症状でないもの)です。
吃音中核症状は、音や音節の繰り返し、語の一部の繰り返し、引き伸ばし、ブロック(阻止)です。
【選択肢別解説】
1:○ 「えー」は、言葉の前に入る間投詞(挿入)です。
吃音のない人の発話にもみられる非流暢性で、吃音中核症状ではありません。
2:× 「ここここんにちは」は、語の最初の音の繰り返しで、吃音中核症状です。
3:× 「こーんにちは」は、音の引き伸ばしで、吃音中核症状です。
4:× 「こんこんこんにちは」は、語の一部の繰り返しで、吃音中核症状です。
5:○ 「こんにゅ。いや。こんにちは」は、言い誤りに気づいて言い直す修正です。
吃音のない人にもみられる非流暢性で、吃音中核症状ではありません。
【ポイント】
挿入や言い直しは「その他の非流暢性」として、中核症状と区別して記録します。
中核症状の頻度は、吃音の有無や重症度を判断する重要な手がかりです。
【用語】
吃音:話し言葉の流れが、繰り返しや引き伸ばしなどで滞る言語障害である。
吃音中核症状:吃音の基本となる症状で、音の繰り返し・引き伸ばし・阻止の三つが代表的である。
非流暢性:話し方の滑らかさが失われ、流れが途切れる状態である。
ブロック:声や息が詰まって、言おうとする音が出てこなくなる吃音の症状で、阻止とも呼ばれる。
挿入:「えー」「あのー」など、発話の内容に関係のない音や語が入る非流暢性である。