正答2
解説
正解は2です。
この問題はインテーク面接の目的でないものを選ぶので、○ が答え(目的でないもの)です。
インテーク面接は、評価や訓練を始める前の最初の面接です。
本人との関係を作り、全体像をおおまかにつかむことが目的です。
【選択肢別解説】
1:× ラポール(信頼関係)を作ることは、その後の評価と訓練を円滑に進めるための大切な目的です。
2:○ 失語症のタイプと重症度は、インテーク面接ではなく、その後の標準失語症検査(SLTA)などの結果に基づいて判断します。
インテーク面接では、おおまかな見当をつけるにとどめます。
3:× 主訴や現病歴、生活歴などの概要を把握することは、インテーク面接の基本的な目的です。
4:× 会話を通して、聞いて理解する力や話す力など、会話能力をおおまかに評価します。
5:× 失語症以外の高次脳機能障害(注意、記憶、失行、無視など)の有無と種類をおおまかにつかみます。
その後の検査計画を立てるのに役立てます。
【ポイント】
インテーク面接は「関係づくりと全体像の把握」、検査は「詳しい評価と判定」と役割を分けて考えましょう。
【用語】
インテーク面接:初回面接のことで、患者の状況や主訴を把握し、以後の評価や訓練の方針を考える場である。
ラポール:援助する人と受ける人とのあいだに築かれる、信頼関係のことである。
主訴:患者が最も困っていることとして訴える症状や問題である。
現病歴:今回の病気が始まってから現在までの、症状や治療の経過のことである。
高次脳機能障害:脳損傷により、記憶・注意・遂行機能などの認知機能が障害された状態である。