正答1
解説
正解は1です。
心理検査の名前から、何を評価する検査かを判断できるかを問うています。
【選択肢別解説】
1:○ POMS(Profile of Mood States)は、気分の状態を評価する質問紙です。
緊張-不安、抑うつ-落込み、怒り-敵意、活気、疲労、混乱の6尺度で、一時的な気分を測ります。
2:× WAIS(ウェクスラー成人知能検査)は、成人の知能を測る検査です。
検査者が個別に実施するもので、気分の評価ではありません。
3:× WISC(ウェクスラー児童用知能検査)は、児童の知能を測る検査です。
4:× RCPM(レーヴン色彩マトリックス検査)は、図形の欠けた部分に合うものを選ぶ検査です。
非言語的な推理能力を測り、失語症者の知的機能の評価にも使われます。
5:× MMPI(ミネソタ多面的人格目録)は、性格(人格)を多面的に評価する質問紙です。
質問紙ですが、気分ではなく人格を評価します。
【ポイント】
質問紙であることに加えて、「何を測るか」まで区別することが大切です。
改訂版のPOMS2では「友好」の尺度が加わっています。
【用語】
POMS:緊張・抑うつ・怒りなどの気分の状態を測る質問紙である。
WAIS:成人を対象とした、ウェクスラー式の個別知能検査である。
WISC:5歳から16歳ほどの児童を対象とした、ウェクスラー式の個別知能検査である。
RCPM:レーヴン色彩マトリックス検査のことで、非言語的に知的な推理力を調べる検査である。
MMPI:ミネソタ多面的人格目録のことで、多数の質問項目への回答から人格の特徴を多面的に調べる質問紙である。