正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っている組み合わせを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
尺度水準は、名義・順序・間隔・比率の順に持つ情報が多くなります。
上位の尺度には、下位の尺度で使える方法も使えます。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
名義尺度は分類だけを表す尺度です。
各カテゴリーの人数を数える度数分布表は、名義尺度に適した集計方法です。
2:× 正しい組み合わせです。
カイ二乗(χ²)検定は、カテゴリーごとの度数の偏りを調べる検定です。
名義尺度のデータに用います。
3:○ 誤った組み合わせです。
ピアソンの積率相関係数は、間隔尺度や比率尺度のデータに用います。
順序尺度のデータには、スピアマンやケンドールの順位相関係数を用います。
4:× 正しい組み合わせです。
中央値は順序尺度以上で使える代表値です。
そのため間隔尺度にも使えます。
5:× 正しい組み合わせです。
t検定は、2つの群の平均値の差を調べる検定です。
比率尺度のデータに用いることができます。
【ポイント】
名義尺度は最頻値、順序尺度は中央値、間隔・比率尺度は平均値が使える代表値です。
相関係数も、順序尺度なら順位相関、間隔・比率尺度ならピアソンと使い分けます。
【用語】
名義尺度:性別や血液型のように、区別するためだけに数字や名前を割り当てる尺度である。
順序尺度:順位のように大小や順序の関係には意味があるが、値の間隔が等しいとは限らない尺度である。
間隔尺度:目盛りの間隔が等しいが、原点に絶対的な意味がない尺度である。
比率尺度:間隔が等しく、絶対的な原点(ゼロ)をもつ尺度で、四則演算ができる。
ピアソンの積率相関係数:2つの量的変数の直線的な関係の強さを表す指標である。