正答5
解説
廃用症候群
過度に安静にすることや、活動性が低下したことによる身体に生じた様々な状態をさします。
廃用症候群の代表的な症状は、歩けない、立ち上がれないといった筋骨格系への影響です。
廃用症候群によって活動量が低下すると、筋肉量や骨密度も低下し、運動機能が著しく低下します。
体を動かさなくなることで関節が固くなり、動かしにくくなる拘縮と呼ばれる症状も出現すると、食事や洗面など日常の生活動作への影響が大きく現れます。
※長期の安静・不動は、筋の萎縮・筋力低下、可動域制限を招き、筋持久力は低下する。
呼吸筋も同様であり、換気能・肺活量は低下する。
体を動かせないことで気力が衰え、認知機能の低下リスクが高まる。
下肢、特に下腿の活動低下、不動に伴う血しょう成分の低下は、循環血流量の低下につながる。
一方、心機能の低下に伴い一回当たりの心拍出量は減少する。
循環血流量の低下を補うため、安静心拍数は増加する。