正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の予防で勧められる生活習慣と目標値を問うています。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
有酸素運動は血圧・脂質・血糖を改善し、冠動脈疾患のリスクを下げます。
そのため予防のために推奨されています。
2:× 正しい記述です。
地中海食は、野菜・果物・魚・オリーブ油・ナッツなどを中心とした食事です。
心血管疾患を減らす効果が臨床試験で示されています。
3:○ 誤った記述です。
BMI 19.5〜22.0という狭い範囲が、予防に適正な値として示されているわけではありません。
日本では BMI 25以上を肥満とし、18.5以上25未満を普通体重としています。
予防の目標は、肥満を是正して適正な体重を保つことです。
4:× 正しい記述です。
喫煙は冠動脈疾患の強い危険因子です。
受動喫煙もリスクを高めるため、禁煙と受動喫煙の防止が勧められます。
5:× 正しい記述です。
高血圧治療ガイドライン2019では、75歳未満の成人の降圧目標を診察室血圧130/80mmHg未満としています。
【ポイント】
虚血性心疾患の主な危険因子は、高血圧・脂質異常症・糖尿病・喫煙・肥満です。
生活習慣の改善は、これらの危険因子を減らすことを目的とします。
【用語】
虚血性心疾患:冠動脈の狭窄や閉塞により心筋への血流が不足して起こる、狭心症や心筋梗塞などの総称である。
地中海食:オリーブ油・魚・野菜・果物・豆類などを多く摂る食事で、心血管疾患のリスク低下が知られる。
BMI:体重(kg)を身長(m)の2乗で割って求める、肥満や痩せの程度を表す体格指数である。
受動喫煙:他人のたばこの煙を吸い込まされることで、健康への悪影響が知られている。