正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
統計手法と、それぞれが何を調べる方法なのかの対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ t検定-分散の比の検定は誤った組合せです。
t検定は、2群の平均値の差を検定する方法です。
分散の比を検定するのはF検定です。
2:× χ²検定(カイ二乗検定)-適合度の検定は正しい組合せです。
観測度数が理論上の期待度数に当てはまるかを調べる適合度検定や、2つの変数が独立かを調べる独立性の検定に用います。
3:× 分散分析-平均値の差の検定は正しい組合せです。
3群以上の平均値の差をまとめて検定するときに用います。
4:× 回帰分析-独立変数による従属変数の説明は正しい組合せです。
ある変数(独立変数)の値から、別の変数(従属変数)の値を予測・説明します。
5:× 因子分析-仮想変数による測定値の説明は正しい組合せです。
多数の測定値の背後に、直接は観測できない共通の要因(因子)を想定し、測定値どうしの相関を説明します。
【ポイント】
2群の平均値の差はt検定、3群以上は分散分析、度数(人数)の偏りはχ²検定と使い分けを覚えましょう。
【用語】
t検定:2つの群の平均値に差があるかどうかを調べる統計手法である。
χ²検定:カイ二乗検定のことで、観測された度数の偏りが期待される度数と合うかどうかを調べる統計手法である。
分散分析:3群以上の平均値に差があるかどうかを調べる統計手法である。
回帰分析:ある変数の値から、別の変数の値を予測したり説明したりする統計手法である。
因子分析:多くの測定値の背後にある、直接は観測できない共通の要因を探る統計手法である。
F検定:二つの分散の比をもとに、分散に差があるかどうかを調べる統計手法である。