正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
補聴器適合検査は、補聴器が装用者に適切に合っているかを評価する検査で、診療報酬上の検査として定められています。
【選択肢別解説】
1:○ 記述が誤りです。
補聴器適合検査は、患者1人につき月1回ではなく、月2回に限り算定できます。
2:× 記述は正しいです。
算定には、厚生労働大臣の定める施設基準に適合していることが必要です。
3:× 記述は正しいです。
施設基準に適合しているとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関が、診療報酬を算定できます。
4:× 記述は正しいです。
補聴器適合検査の指針では、質問紙による装用者の満足度などの評価も行います。
5:× 記述は正しいです。
補聴器を装用した状態での語音明瞭度の測定も、適合の評価項目に含まれます。
【ポイント】
補聴器適合検査の指針には、語音明瞭度曲線、環境騒音の許容、実耳挿入利得、質問紙などによる評価が含まれます。
施設基準では、厚生労働省主催の補聴器適合判定医師研修会を修了した耳鼻咽喉科の常勤医師の配置や、音場で検査できる設備などが求められます。
【用語】
補聴器適合検査:補聴器が装用者に適切に合っているかを評価する検査で、診療報酬の対象である。
施設基準:診療報酬を算定するために、医療機関が満たすべきとされている条件を指す。
語音明瞭度曲線:音の大きさを変えながら語音を聞かせたときの、聞き取れた割合を表した曲線である。
実耳挿入利得:補聴器を装用したときと装用しないときの、外耳道内の音圧の差を表す値である。
診療報酬:医療行為に対して、公的な医療保険から医療機関に支払われる報酬を指す。