正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
生活保護法は、生活に困窮する人に、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、最低限度の生活を保障するとともに自立を助ける法律です。
【選択肢別解説】
1:× 医療券は保健所ではなく、福祉事務所が発行します。
受給者は医療券を指定医療機関に提出して医療扶助を受けます。
2:× 生活保護を受けていても施設には入所できます。
救護施設や更生施設などの保護施設への入所も生活保護の方法の1つです。
3:× 複数の扶助を同時に受けることができます。
生活扶助、住宅扶助、医療扶助など8種類の扶助があり、必要に応じて組み合わせて給付されます。
4:○ 記述は正しいです。
収入などで不足する分だけを給付する補足性の原理に基づき、最低生活費に足りない分が支給されます。
5:○ 記述は正しいです。
民生委員は協力機関として、福祉事務所長などの事務の執行に協力します。
【ポイント】
扶助は生活、教育、住宅、医療、介護、出産、生業、葬祭の8種類です。
医療扶助と介護扶助は原則として現物給付、それ以外は原則として金銭給付です。
【用語】
生活保護法:生活に困窮する人に必要な保護を行い、最低限度の生活を保障して自立を助ける法律である。
医療券:医療扶助を受ける人が、指定された医療機関に提出して受診するための書類である。
福祉事務所:生活保護の決定や実施など、福祉に関する事務を担う行政の機関である。
補足性の原理:自分の資産や能力などを活用しても足りない分を、保護で補うという原則である。
民生委員:厚生労働大臣の委嘱を受け、地域で住民の相談に応じたり福祉事務所などに協力したりする人である。
現物給付:金銭ではなく、サービスや物品そのものを給付する方式を指す。